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カテゴリ:MovableType.netの記事一覧

Movable Type カスタムブロック利用時の15万文字制限への対処アイディア

ども、どもども、西山です。
この記事は、Movable Type Advent Calendar 2023、15日目の記事です。

このブログでも数多く取り上げているMovable Typeのブロックエディタ、皆さん利用してますか?
私…というか弊社では、めちゃくちゃ使ってます。

ブロックエディタが利用できるようになって以降、弊社はもちろん弊社クライアントからも大好評で、ウェブサイトの運営がかなり楽しくなっています。

ただ、楽しくなるに連れ、少しづつ凝ったことをしたくなるのが人情…

今年公開になったウェブサイトでもカスタムブロックをたくさん作って、とても更新しやすいウェブサイトができました。
…といいたいところですが、実はちょっと困ったことがありました。

それが今日のテーマ「カスタムブロックの15万文字制限」の問題です。

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Movable Type カスタムブロック利用時の15万文字制限への対処アイディア

【MovableType.net新機能】月間50回まで使えるAIタイトル提案機能で、ブログのタイトル選びを効率化!

ども、どもども。
このブログでも使用しているMovableType.netに、新たな機能が追加されました!

最近話題のAI、ChatGPTを利用した新機能!
昨年夏のMidjourney以降、私もちょこちょことAIを触っていて、ChatGPTでもいろいろと試していました。
そんな話題の新機能なので、さっそく試してみましょう!

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【MovableType.net新機能】月間50回まで使えるAIタイトル提案機能で、ブログのタイトル選びを効率化!

macOS版Chromeブラウザの言語設定は「システム環境設定」で変更できる

ども、どもども。
先日書いた Gmailにメールが届かないときは、SPFレコードをDNSに登録しよう という記事を、その道のプロの方が読んでくれて、「とても読みやすい」と言ってくれたことが嬉しい、そんなワタシです。

さてさて、このブログでも利用している Saas型CMS「MovableType.net」、その関連サービスに MovableType.netフォーム がありますが、このフォームは多言語対応が可能になっていて、日本語の他に英語と中国語(繁體中文/台湾)に対応しています。

言語設定を「英語」にしたフォームのサンプル

先日、クライアントさんから「英語版のフォームを用意したい」と依頼があったのですが、作ってみるとエラーがあった際のメッセージが日本語で表示されてしまうことに気が付きました。

英語設定なのにエラー部分に日本語が…

ちゃんと英語設定になっているのかな?と不安になり、シックス・アパート社の早瀬さんに確認すると、以下のマニュアルを教えてくれました。

MovableType.net フォームに入力時、「必須」にした項目が未記入、または未選択の場合に表示されるエラーメッセージは、フォーム作成時に設定した使用言語とは関係なく、ブラウザに設定された言語で表されます。
https://movabletype.net/support/form/alart-setting-lang-japanese.html

私はMacでChromeを使用しているので、それならとMac版Chromeの言語設定変更を検索してみたのですが、見つかった情報はどれも上手くいきません。
そんな中、以下のようなヘルプを見つけました。

Mac または Linux の場合:  Chrome は、パソコンで使用しているデフォルトのシステムの言語で自動的に表示されます。
https://support.google.com/chrome/answer/173424

もしかしてMac本体の言語設定を変更するのか?…これはなかなかハードルが高い…と思っていると、タイミングよく鷹野さんのツイートを目にしました。

これを試してみたところ、MovableType.netフォームの英語設定と中国語設定もちゃんと確認できたので、今日はその方法を残しておこうと思います。

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macOS版Chromeブラウザの言語設定は「システム環境設定」で変更できる

Movable Type ブロックエディタの「カスタムブロック設計パターン」

この記事は 「Movable Type Advent Calendar 2022」10日目の記事です。

ども、どもども。
先日の記事でも触れましたが、MTDDC Meetup TOKYO 2021「カスタムブロック作成手順のベタープラクティス」というセッションで、複雑なHTML構造のウェブページを、Movable Typeのブロックエディタで作る方法を紹介していました。

その後もカスタムブロックをどう使っていこうかと試行する中で、カスタムスクリプトを利用したカスタムブロックにも、ウェブサイトの運営状況(操作スキルや利用シーン)によって大きく2パターンあるなと考えるようになったので、今日はその2通りのカスタムブロック設計パターンについて、ブログ記事にしてみようと思います。

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Movable Type ブロックエディタの「カスタムブロック設計パターン」

MovableType.netで使用する独自ドメインでメールも利用する

この記事は 「Movable Type Advent Calendar 2022」8日目の記事です。

ども、どもども。
今年10月、シックス・アパート社さんとの共催で、以下のセミナーを開催しました。

参考)スライド資料

このセミナーでは、MovableType.netを利用して弊社がどのようにウェブサイトを構築しているか、その事例を踏まえご紹介させていただきましたが、そのセミナーの中で「MovableType.netを利用する際、同じドメインでメールを運用したい場合は、どのように対応しているか」と質問を受けました。

MovableType.netでは、利用する独自ドメインのCNAME、またはAレコードにIPアドレスを設定することで、独自ドメインによるウェブサイトの運営が可能になっています。
ただ、提供されるのはウェブサイト機能のみで、メール機能はありません。

独自ドメイン(公開設定/追加ドメイン)
https://movabletype.net/support/setting/domain.html

弊社では、ウェブサイトはMovableType.netで、メールは別のサーバーで運用するように独自ドメインを設定していますが、その点についてはMovableType.netのマニュアル等には記載されていません。
上記ページでも、独自ドメインをどのように設定すると良いのか、その具体的な方法については紹介されていないので、ここがわからず不安になっているケースもあるのかと感じました。

そこで今回は、独自ドメイン側でどのように設定すると、MovableType.netで利用するドメインで、ウェブサイトとメールを利用できるのかを中心にご紹介したいと思います。

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MovableType.netで使用する独自ドメインでメールも利用する

MovableType.netのブロックエディタで「ブロックを追加」する場所をわかりやすくする

この記事は 「Movable Type Advent Calendar 2022」4日目の記事です。

ども、どもども。
ワタシ、このブログはもちろん、仕事で構築しているウェブサイトでも、ここ最近は Movable Type のブロックエディタを活用しています。
カスタムブロックでとても使いやすい管理画面が作れるので、利用者さんからも好評です。

ブロックエディタを使えば、こんな複雑な構造のページでも、HTMLを触ることなく編集することができます。
このブロックエディタの作り方は、MTDDC Meetup TOKYO 2021「カスタムブロック作成手順のベタープラクティス」というセッションで紹介しました。

複雑な入れ子構造のHTMLでも、直感的に作れてとても便利なのですが、このようなレイアウトを作る際に、ひとつだけ気になっていたことがあります。

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MovableType.netのブロックエディタで「ブロックを追加」する場所をわかりやすくする

MovableType.net Dashboard Utility ver0.6.0 リリースしました!

ども、どもども。
今年もアドベントカレンダーの季節がやってまいりました!
Movable Typeでは今年10年目となります。
いつも参加してくれる皆さん、そしてこの記事をご覧の皆さん、ありがとうございます!

この記事は「Movable Type Advent Calendar 2021」11日目の記事で、ここ数年恒例となっている「MovableType.net DashBoard Utility」の新バージョンリリース記事となります!

…の予定だったのですが(お詫び)

この記事を準備したのが12月9日(木)17時、その直前にChromeウェブストアに新バージョンをアップロードし、審査に入ったものの、12月11日(土)16時現在、まだ審査が終わらず公開されていません!!(汗)
そのため、以降は「近日リリースされる新バージョン」の紹介としてご覧ください…

追記)2021年12月24日(金)にリリースされました!

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MovableType.net Dashboard Utility ver0.6.0 リリースしました!

【MovableType.net】画像アップロード時にネイティブLazy-load対応にする

ども、どもども。
この記事は 「Movable Type Advent Calendar 2021」 3日目の記事です。

ここ数年、ウェブページの表示速度向上があらゆる場面で取り上げられています。
そんな中、手軽な対応の1つとして「画像の遅延読込」がありますが、2年ほど前にはGoogle Chrome ブラウザがJavaScriptを使用せずにこれに対応できる「ネイティブLazy-load」に対応して話題になりました。

imgタグのHTML中に loading="lazy" 記述するだけで、最近のブラウザであれば自動的に遅延読込をしてくれるのが便利ではありますが、Safariの対応がもう少し先になりそうなので、現在はJavaScriptと併用している感じが多いのかなと思います。

世界的に利用者の多いCMS「WordPress」では、画像をアップロードした際に自動的に loading="lazy" を記述してくれるようですが、すべての画像に一律で入れてしまうのはちょっと慎重になったほうが良いという話もありますね。

というわけで、私が普段から利用している MovableType.net でも画像アップロード時に loading="lazy" を任意に付与できるようにカスタムブロックを作ってみたので、この記事ではそちらをご紹介したいと思います!

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【MovableType.net】画像アップロード時にネイティブLazy-load対応にする

カスタムスクリプトとmt:BlockEditorBlocksの違い

ども、どもども。
昨日、2021年11月13日(土)に開催されたMTDDC Meetup TOKYO 2021で「カスタムブロック作成手順のベタープラクティス」と題してセッションを担当させていただきました。

その際のスライド資料はこちら

スライドだけではわかりにくいかと思います(汗)
参加者の方々には後日アーカイブ動画が配信されると思いますので、そちらでもご覧ください。

Movable Typeのブロックエディタは、昨年MovableType.netへ実装され、今年はソフトウェア版Movable Typeでも利用できるプラグインが提供されるなど、今とても注目されている機能の1つです。
今回のセッションではブロックエディタで利用できる「カスタムブロックの利用方法」についてお話したのですが、このカスタムブロックには2つの利用方法、カスタムスクリプトとmt:BlockEditorBlocksがあり、今回はカスタムスクリプトを中心にお話させていただきました。

まだ登場から日が浅いこともあり、それぞれの違いや利用シーンについてぼんやりした印象をお持ちの方も多いと思います。
実際、セッション後のAsk The Speaker(質疑応答)でも以下のような質問がありました。

カスタムスクリプトとmt:BlockEditorBlocksを同じプロジェクト内で使い分けることはありますか?
mt:BlockEditorBlocksを利用するシチュエーションというのはどういうときですか?

そこでこの記事では、その質問に対する回答の補足というカタチで「カスタムスクリプトとmt:BlockEditorBlocksの違い」を、私の解釈でご案内したいと思います。
間違っている部分もあるかもしれないので、詳細は公式サイトなどでもご確認くださいね。

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カスタムスクリプトとmt:BlockEditorBlocksの違い

WYSIWYGエディタでリストの入れ子を作る

ども、どもども。
私、Movable Typeをかれこれ18年ほど利用しております。
そんなわけで、Movable Type 5.2から標準搭載されたTinyMCE(WYSIWYGエディタ/リッチテキストエディタ)とも、かれこれ8年以上の付き合いとなります。

TinyMCEはとても機能豊富なので、Movable Type以外にもさまざまなソフトウェアで利用されており、私が愛用しているMovableType.netでももちろん利用できます。

ただ、大変便利なTinyMCEですが、「入れ子状のリストを作る方法」をつい先日まで知りませんでした!(汗)
入れ子状のリストとは、こんな感じのものです。

  • 和食メニュー
    • 寿司
    • 天ぷら
    • そば
  • 洋食メニュー
    • カレーライス
    • ハンバーグ
  • 中華メニュー
    • ラーメン
    • 餃子
    • 回鍋肉

これができることを知るまでは、恥ずかしながら「TinyMCEでは入れ子状のリストが作成できません!」と言い切っていました…ほんとごめんなさい…

やっとそれを知ったので、今日はその便利な使い方をまとめておこうと思います。

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WYSIWYGエディタでリストの入れ子を作る

Movable Type 誕生から20年!

ども、どもども。
ここ最近も慌ただしくお仕事させていただいてます。
先日は法人第8期も無事に終わり、忙しくも楽しい日々。

そんな中、もう1週間前になりますが、2021年10月8日(金)に Movable Type が誕生から20周年を迎えました。
シックス・アパートさん、おめでとうございます!

この画像はシックス・アパートさんのブログから転用させていただきました。

Movabe Typeは2004年の創業当時から利用しているCMSソフトウェアで、これがなければ私の仕事もこうはなっていなかったと思えるプロダクトです。
私が利用し始めたのはversion2.661で、その後すぐにversion3がリリースされ、仕事でも利用するようになりました。
このソフトウェアでほんとにいろんなウェブサイトを作ってきましたね。

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Movable Type 誕生から20年!

【MovableType.net】TinyMCEでテーブルに設定されるwidthやheightを削除する

ども、どもども。
2020年の仕事納めは昨日でしたが、今日もデスクに向かってます。こんにちは。

MovableType.netのブロックエディタ、これまでもそのカスタマイズなどをいくつか紹介してきましたが、導入した弊社クライアントさんからも大変好評です。

そんなブロックエディタですが、テーブル(表)の作成だけはちょっと面倒なことが…。

MovableType.netのブロックエディタは、TinyMCEが使用されているのですが、このエディタのテーブルって、初期設定や編集中にちょっと罫線に触れてしまうことで、セルの幅とか高さとかが自動でついてしまうことがあるんですよね。
そのような場合はソースコードをちまちまと修正することも多いのですが、それをクライアントさんに強いるのも難しく、とは言えそこをサポートするのも、数が多かったり複雑だったりすると手間が増えてしまいます。

WordPressを利用している場合はTinyMCEの設定変更が可能なようで、それらの情報が共有されていますが、MovableType.netの場合はそれができません。

これをどうにかしたいなーと言うことで、以前作成したテーブルのレスポンシブ対応カスタムブロックを改良してみました。

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【MovableType.net】TinyMCEでテーブルに設定されるwidthやheightを削除する

自分で作ったCSRで取得した独自SSL証明書をインストールしてみた

ども、どもども。
前回の記事では、初めてMacのターミナルでCSRを作ってみたところまでを記事にしていました。

今回はそのCSRで取得申請したSSL証明書をMovableType.netにインストールするところまでを記事にしておこうと思います。
前回の続きなので、使用しているファイル名等は前回の記事そのままとなります。

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自分で作ったCSRで取得した独自SSL証明書をインストールしてみた

MovableType.net Dashboard Utility ver0.5.0 リリースしました!

ども、どもども、西山です。
この記事は、Movable Type Advent Calendar 2020、11日目の記事です。

このアドベントカレンダーも今年で9回目!
第1回からワタシも参加していて、第4回となる2015年からはワタシが企画させてもらっています。
参加していただいたMT::Loverな皆さん、ありがとうございます!

さて、本ブログの今年のネタですが、もう毎年恒例となりましたMovableType.net Dashboard Utilityのバージョンアップ(12月9日リリース、ver 0.5.0)についてご紹介します!
MovableType.netに今年実装されたブロックエディタについて書こうかとも思ったのですが、アドベントカレンダーならこっちだよなと言うわけで、ブロックエディタについては他の記事もあわせてご覧ください。
ちなみに、今回のバージョンアップでも「ブロックエディタが追加されたからこそ」という機能がありますよ!

2020.12.15
version 0.5.1 をリリースしています。
テンプレート編集時に保存できない不具合が出ていました!失礼しました。
ご指摘いただいた天野さん、ありがとうございました!

Dashboard Utilityは、MovableType.netの管理画面を使いやすくするChromeエクステンション(無償)で、過去5年間ちょっとづつバージョンアップをしています。
昨年、まとめ記事を書きましたので「どんなことができるか」はこちらをご覧ください。

現在、40名ほどの方にご利用いただいているみたいです。
ありがとうございます!
では、さっそく今回のバージョンアップ内容の紹介へ参りましょうー!

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MovableType.net Dashboard Utility ver0.5.0 リリースしました!

MTDDC Meetup TOKYO 2020に参加、セッションを担当しました!

こんにちは、どもども。
2020年10月10日(土)にオンライン開催されたMTDDC Meetup TOKYO 2020に参加、そして登壇してきました!

当日はおよそ340名の参加申込となる大変大きなビッグイベントになりました。
オンライン開催ということで全国各地から参加できたおかげか、参加者数は過去最大の300名ほどだったようです。すごい!

Zoom ウェビナーを使用して2トラック並行開催、TechnologyトラックとStrategyトラックで合計18セッションが行われました。
私はTechnologyトラック 17時〜に「遂にキタ!MTはMTのブロックエディタはイノベーションを起こすのか」と題してお話させていただきました。

て…、Technology…と最初は思ったのですが、なんとかお役目を果たすことができました(苦笑)
今回はそのセッション内容のフォローアップを書いておこうと思います。

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MTDDC Meetup TOKYO 2020に参加、セッションを担当しました!

【MovableType.net】同じフォルダに含まれる下層ページをウェブページ内で一覧表示するカスタムブロックを作ってみた

ども、どもども、西山です。

先日、Movable Typeユーザーが主催するイベント MTDDC Meetup TOKYO 2020 に登壇し、セッションを担当してきました。
こちらのセッションに関するフォローアップ記事はまたあらためて書こうと思いますが、今日はその中でもご紹介した「カスタムブロックで作ってみたシリーズ第3弾」を記事にしようと思います。

第1弾:YouTube動画埋め込み時のブロックエディタの見た目をカスタムスクリプトで解決してみた
第2弾:テーブルのレスポンシブ対応を選択できるカスタムブロックを作ってみた

Movable Typeのウェブページ内にその下層ページを一覧表示する

コーポレートサイトなどを構築する際、このような構造になった「インデックスページ」を作成する機会も少なくないと思います。

会社案内という親ページの中に、その下層となる3つのページ「会社概要」「代表あいさつ」「支店所在地」へのリンクを設けるページです。
今回は、このようなインデックスとなる親ページをMovableType.netで作ってみようと思います。

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【MovableType.net】同じフォルダに含まれる下層ページをウェブページ内で一覧表示するカスタムブロックを作ってみた

【MovableType.net】テーブルのレスポンシブ対応を選択できるカスタムブロックを作ってみた

ども、どもども。
MovableType.net大好き、西山です。

相変わらずMovableType.netのブロックエディタを研究している日々。
今回は「テーブル(表)のレスポンシブ対応」を考えてみました。

ブロックエディタに限らず、いわゆるWYSIWYGエディタを使用すると、テーブルのレスポンシブ対応って面倒ですよね。
すべて同じ対応・表示方法なら困らないですが、いくつかパターンを用意しようと思うと、WYSIWYGエディタだけでは実現できないことも多いです。(htmlソースに手を加えなきゃならない)
HTMLに明るい方であればそれでも良いのですが、そのような知識がない方でも同じように使えると便利です。

MovableType.netで実現するそれ以外の方法として思いつくのは、それぞれのパターン別にカスタムブロックを用意する方法ですね。
ブロックエディタを使用する前提で考えると、そのパターンは多くて2〜3種類かと思うので、私も最初はそれで考えていました。
MovableType.netのカスタムブロックは、任意のブロック(ex. div.hoge)でそのブロックを囲むことができたり、カスタムブロックそのものに任意のclassを設定できたりするので十分に対応できます。

ただそんな中、シックス・アパートさんの記事「ソースコードを表示するブロックの作り方」を見ていて、これと同じようにどのパターンでテーブルをレスポンシブ対応するか、パターンを選択できるメニューを表示して、テーブルのカスタムブロックを1つにまとめることができたら解決できるなと考えました。

というわけで、今回は私がやってみたカスタムブロックを紹介しようと思います。

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【MovableType.net】テーブルのレスポンシブ対応を選択できるカスタムブロックを作ってみた

【MovableType.net】カスタムブロックはいくつまで作れるのか、そしてショートカットにはいくつまで登録できるのか

ども、どもども。
MovableType.net大好き、西山です。

MovableType.netのブロックエディタ、特にカスタムブロックがすごく便利だと思っていろいろとテストしている中で、ふと気になったことが…

カスタムブロックって、いくつまで作れるんだろう?
そして、そのショートカットはいくつまで登録できるのだろう?

あれ…気になりませんか?
私は気になりました(笑)

というわけで、公式サイトのマニュアルを見る限り特に制限は書いていないので、実際に試してみることに。

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【MovableType.net】カスタムブロックはいくつまで作れるのか、そしてショートカットにはいくつまで登録できるのか

【MovableType.net】ブロックエディタの表示設定を変えて使いやすくしてみた

ども、どもども。
MovableType.net大好き、西山です。

先日の記事では、MovableType.netのブロックエディタの見た目を「カスタムブロック」と「カスタムスクリプト」で調整してみたことを書きました。

その後もいろいろと「より使いやすく、実際の出力と同じ見た目にしたい」と思い、試しているところです。

そんな中、今日は「ブロックエディタの表示設定を変更してより使いやすいエディタ」にしてみようと思います。
ごくごく簡単な設定だけのことではありますが、エディタが使いやすくなりました。

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【MovableType.net】ブロックエディタの表示設定を変えて使いやすくしてみた

【MovableType.net】YouTube動画埋め込み時のブロックエディタの見た目をカスタムスクリプトで解決してみた

ども、どもども。
しばらくご無沙汰しておりました、西山です。

以前、Movable Typeのブログ記事に埋め込むYouTube動画をレスポンシブ対応するという記事を書いたことがあります。
この方法は今現在もこのブログでも使っていて、こんな感じでレスポンシブ対応しています。

いい感じ。

ただこのブログでも利用しているMovableType.netなどでは、リッチテキスト形式を利用している場合、埋め込んだYouTube動画が記事編集画面では以下のような感じで表示されてしまうんですよね…。

エディタ画面

せっかくのリッチテキスト形式(実際に表示されるページとほぼ同じ見た目にできる)なのに、これはすごく残念。

でも大丈夫!
今年6月にMovableType.netでリリースされたブロックエディタを使用すると、記事編集画面でもきちんとプレビューできるようになります。

記事編集画面を表示側と同じCSSで装飾できるエディタCSSと組み合わせれば、ほんとに「見たまま」の編集ができるようになるので、この記事ではブロックエディタとカスタムブロック、カスタムスクリプトを使用して「記事編集画面でも実際の画面と同じように見えるYouTube動画の埋め込み方法」をまとめてみようと思います。

なお、レスポンシブ対応については事前にこの記事と同じように実施している前提となっていますので、そちらもあわせてご覧ください。

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【MovableType.net】YouTube動画埋め込み時のブロックエディタの見た目をカスタムスクリプトで解決してみた

MovableType.netで記事(ウェブページ)を関連付けしてみた

ども、どもども

本ブログでも利用しているMovableType.net、新たな機能が追加されました。

これまでソフトウェア版のMovable TypeではMTAppjQueryを利用して実装していた同機能、これがMovableType.netでも利用できるようになったのは良いニュース。
この機能の具体的な利用例は以下でも紹介されています。

というわけで早速試してみました!

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MovableType.netで記事(ウェブページ)を関連付けしてみた

ブログ記事の目次をJavaScriptで自動生成してみた

ども、どもども。

先日、ブログデザインをリニューアルしたときから記事の中に目次をつけたいと思っていたので、この週末にやってみました。

当初、JavaScriptでゼロからチャレンジしてみようと思っていたのですが、調べてみるとjQueryのプラグインなどもすでにあったので、今回はそちらを利用することに。

今回使用したのはこちら。
なんと、2014年の記事!(小粋空間さん、いつもお世話になっております)

ブログ記事の目次については賛否両論ありますが、ワタシもここ最近になってnoteを読むことが増えたり技術系のブログを読んでいるときに「目次って便利だな」と思うようになった感じです。

利用方法は配布元サイトにも書いてありますが、今回設置した手順をまとめておこうと思います。

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ブログ記事の目次をJavaScriptで自動生成してみた

[まとめ]DashBoard Utilityの詳細解説!

こんにちは。
この記事は、Movable Type Advent Calendar 2019の13日目の記事です。
一つ前の記事は、宮永さんの DockerでMovable Type for AWSを驚くほど簡単に無料SSL化する です。

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今年もAdvent Calendarの季節がやってまいりました。
2012年からスタートして、今年で8回目、私も毎年参加しています。

2016年にはMovableType.netで複数のウェブサイトを開発・運営する際に便利に使えるMovableType.net DashBoard Utility(Chrome拡張機能/無償)を公開し、そこから4年、少しづつバージョンアップをしてきました。

2019年12月11日現在、25名の方にご利用いただいております。
多いのか、少ないのか、微妙な数字ですが(苦笑)

今年の夏にリリースされた「サイトサーチ」にも、もちろん対応しています。
https://movabletype.net/sitesearch/

さて、そんな感じで機能追加をしてきたこのエクステンションですが、現在では以下のような機能を持っています。

  1. 各ウェブサイト/フォームのパネルが開閉式になり、高さが極端に狭められる
  2. 新しくウェブサイトを作るためのリンクが最上部へ移動する
  3. 新しく作成したウェブサイトが最上部に追加される
  4. ウェブサイトの順序を任意に変えられる
  5. パネルの開閉、ウェブサイトの順序をCookieに保存できる(1年/変更の都度延長)
  6. ダッシュボードから直接、ウェブサイト/ブログのテンプレート編集画面へ移動できる
  7. ファイルマネージャ内で画像のサムネイルを表示する
  8. MT.netフォーム、サーチサービスにも対応

私がセミナーなどに登壇する際、このエクステンションもご紹介することが多いのですが、一つ一つの機能を紹介する機会もなく、弊社のスタッフでさえ「え、そんな機能があったのですか!(標準機能だと思ってた)」なんて事があるので、今日はそれら機能についてスクリーンショットを混ぜながら、まとめてご紹介しようと思います!

続きを読む:
[まとめ]DashBoard Utilityの詳細解説!

MovableType.net Dashboard Utility ver0.4.50リリース!

ども、どもども。西山です。
今年も残すところあと2週間ちょっととなりましたね。
1年があっという間です...。

というわけでこの記事は、Movable Type Advent Calendar 2018の12日目の記事になります。

またかと思われる方もいるかも知れませんが、今年もMovableType.net Dashboard Utilityをバージョンアップさせましたよ!(3年連続!)
今年11月、MovableType.netの新サービス「MovableType.net フォーム」がリリースされていた際も少しバージョンアップしていたのですが、その際は特にリリースなどを書かなかったので、今回まとめてご紹介しちゃいます!

MovableType.net Dashboard Utilityはウェブブラウザ「Chrome」の拡張機能で、MovableType.netで複数(それも割と多く)のウェブサイトを管理されている方にぴったりなエクステンションです。
Chromeストアから無料でダウンロードできるので、気になる方はぜひ使ってみてくださいね。

続きを読む:
MovableType.net Dashboard Utility ver0.4.50リリース!

MT東京-45でセッションを担当してきました!

ども、どもども。
去る3月10日、渋谷のロフトワークCOOOP10で開催された「【MT東京-45】進化するMovableType.net事例特集&なかなか聞けないお金事情」にて、セッションを担当してきました。

DSC02487.jpg

数ヶ月前になりますが、MT東京の藤さんにイベント登壇依頼をいただき、今回のテーマがMovableType.netで、ワタシも普段からよく利用しているサービスだったこともあってもちろん承諾。
どんな内容がいいですかねーって感じで相談している中で、「おそらくMovableType.netを利用してウェブサイト構築を請け負っている制作会社さんの参加が多くなるだろう」「他の制作会社がどんな感じ(費用感・利用ケース)で請け負っているのか知りたいのでは」ということにクローズアップして構成しようという話になりました。

続きを読む:
MT東京-45でセッションを担当してきました!

MovableType.net Dashboard Utilityのバージョンアップ

ども、どもども、西山です。
この記事はMovable Type Advent Calendar 2017の13日目の記事です。
昨年のこの企画で、MovableType.netのダッシュボードを使いやすくするChromeエクステンションを公開しました。

それから1年、今年はこのエクステンションをぷちバージョンアップし、version 0.3.0をリリースしました!
MovableType.netをご利用の方、特にウェブサイト制作会社さんなど、クライアントのウェブサイトを多数管理している方にご利用いただきたいエクステンションです。

続きを読む:
MovableType.net Dashboard Utilityのバージョンアップ

MovableType.net Dashboard Utility 作りました。

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ども、どもども、西山です。
この記事はMovable Type Advent Calendar 2016の14日目の記事です。

さて、皆さんはMovableType.netというサービスをご存知でしょうか?
詳細は公式サイトに任せるとして、ざっくり簡単に言ってしまうと、私の大好きなMovable Typeを安価でメンテナンスフリーで安心して利用できちゃうサービスです。
ソフトウェア版やクラウド版と機能面での差異はあるものの、このサービス独自の機能などもあり特に今年1年は多くのお客さまに導入させていただきました。
弊社開発実績はこちらにて

このMovableType.netは2015年2月に正式公開されたのですが、それから今までの約2年間であれよあれよと新機能が追加になっています。
例えば、当初は搭載されていなかったテンプレート編集画面のシンタックスハイライト機能。
2015年12月末にChromeエクステンションで私が作成していたのですが、それもめでたく2016年10月には本体にも標準機能として実装されました。
(私が作ったエクステンションも独自機能があるのでまだ公開しております)

そんなわけで、弊社で新規にウェブサイトを構築する際にも、MovableType.netをご提案する機会が増え、そして導入していただくケースも増えてきました。
ところが...どんどんクライアントさんのサイトをMovableType.netで構築すればするほどある問題が。

それが「MovableType.net、ダッシュボードがどんどん使いづらくなる問題」でした。

続きを読む:
MovableType.net Dashboard Utility 作りました。

SyntaxHighlight for MovableType.netリリース、そしてGitHubで公開。

ども、どもども。
2016年もいよいよスタートです。
今年もよろしくお願いします。

皆さん、MovableType.netって使ってますか?
私は個人的にも好きで、弊社案件でも使い始めています。

非常に良いサービスなんですが、まだサービス開始から1年ほどということで、いくつか要望みたいなものがあります。
そのうちの1つに「テンプレート編集画面で、HTML/MTMLがシンタックスハイライトされないので見づらいのをなんとかしたい」というのがありました。
うちのスタッフさん(Webデザイナー1年生)がテンプレート編集を頑張っているのを横目に見てて、シンタックスハイライトされていればもっと使いやすいんだろうな~と考えていたのです。

そこで、そのシンタックスハイライトを実現するChromeエクステンションを作ってみました!
Chromeにインストールしてもらうと、下のスクリーンショットのようにソフトウェア版のMovable Typeと同じようにシンタックスハイライトしてくれます。

Syntax Hightlight for MovableType.net

Syntax Hightlight for MovableType.net

続きを読む:
SyntaxHighlight for MovableType.netリリース、そしてGitHubで公開。

MovableType.netのデザインをGitHub連携でやってみる with SourceTree & Brackets

こんにちは、西山です。
ここのところ更新が滞っている感じですが、皆さんいかがお過ごしでしょう(汗)

さて、今日は「MovableType.netのデザインをGitHub連携でやってみる with SourceTree & Brackets」と題して備忘録を...。
上手く行ったことはこうやって書き記しておかないと、後で自分がわからなくなりそうで(笑)

各サービス/アプリケーションについては、その紹介を割愛させていただきますのでご了承ください。

MovableType.net
GitHub
SourceTree
Brackets

ではさっそく行ってみましょうー!
今日の手順はこちら

  1. GitHubでアカウントを作成する
  2. SourceTreeでローカルリポジトリを作成する
  3. MovableType.netでGit連携する
  4. 実際にコミット/プッシュしてみる
  5. BracketsでMTMLにシンタックスハイライトを適用する

続きを読む:
MovableType.netのデザインをGitHub連携でやってみる with SourceTree & Brackets

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