MovableType.net Dashboard Utility ver0.8.3 リリースしました!
ども、どもども、西山です。
数年前から個人開発しているMovableType.net DashBoardUtilityの新バージョンをリリースしました!
およそ3年ぶりとなるリリースです(汗)
この記事では、MovableType.net DashBoardUtilityで提供される機能について、ご紹介したいと思います。
皆さんがMovableType.netをご利用になる際の、ちょっとした手助けになれば幸いです!
MovableType.net とは
20年以上の歴史をもつCMS「Movable Type」をSaaS型CMSとして提供しているサービスです。
サーバーへのインストールはもちろん、サーバー保守やバージョンアップ作業なども不要となるため手軽に利用でき、かつMovable Typeの充実の機能や操作性を受け継ぐサービスとなっています。
弊社でウェブサイトを構築する際も、そのほとんどがこのMovableType.netを利用しています。
MovableType.net DashBoardUtility とは
MovableType.net DashBoard Utilityは、Chromeブラウザのエクステンション(拡張機能)で、これをご利用いただくと、MovableType.netの管理画面をより使いやすくできる拡張機能です。
Chromeウェブストアから無料でインストールできます。
この拡張機能をChromeにインストールすると、以下のことができるようになります。
- ダッシュボードから直接、ウェブサイト/ブログのテンプレート編集画面へ移動できる
- ファイルマネージャ内で画像のサムネイルを表示する
- ダッシュボードで「新しく〜を作る」をサイドバーに移動
- プレビュー/確認のボタンをスクロール追随型に変更
- 記事・ウェブページ編集時のサイドバーをソータブルに変更
- カスタムスクリプトおよびエディタCSSのコードをハイライト表示
- 編集中のブロックを強調表示(ON/OFF切替)
- 追加するブロックが属する親ブロックを表示
各機能をご紹介しますので、ご利用ください!
ダッシュボードから直接、テンプレート編集画面へ
管理画面ダッシュボードからは、ウェブサイトのテンプレート管理画面へ直接移動できます。
また、ウェブサイトのダッシュボードからは、ブログのテンプレート管理画面へ直接移動できます。
ファイルマネージャ内で画像のサムネイルを表示
ファイルマネージャ内の画像をサムネイル表示します。
なお、限定公開画像の場合、以下のように表示されます。
その場合は、一度ブラウザ内でアクセス認証を実施のうえ、リロードしてください。
ダッシュボードの「新しくサービスを追加する」をサイドバーに移動
ウェブサイト、フォーム、サーチを追加するリンクがサイドバー最上部に移動します。
プレビュー/確認のボタンをスクロール追随型に変更
記事/ウェブページの作成中、プレビューするボタンをスクロール追随型にします。
また、記事/ウェブページのステータスも追随するので、差し替え予約中の記事編集時など、うっかりミスを防げます。
記事・ウェブページ編集時のサイドバーをソータブルに変更
公開ステータスやカテゴリ、アイテムなどのパネル並び順を任意に変更できます。
並び順を変更した場合、Chromeブラウザのストレージにその情報が保存され、次回以降、別の記事/ウェブページを作成・編集する際も、並び順が保持されます。
並び順を初期値に戻したい場合は、「記事(ウェブページ)の操作」にある「パネル順をリセット」を利用してください。
なお、パネル順を初期状態にする際は、管理画面のリロード(再読み込み)が入るので注意してください。
カスタムスクリプトおよびエディタCSSのコードをハイライト表示
カスタムスクリプトやエディタCSSを編集する際、そのコードをハイライト表示します。
編集中のブロックを強調表示
現在編集しているブロックをアウトラインとバルーンで強調表示します。
入れ子構造になっているブロックなどを利用している際に便利です。
なお、この強調表示は「表示/非表示」と「表示時間」を設定でコントロールできます。
拡張機能のアイコンをクリックして、オプション設定をご利用ください。
(初期設定は以下のとおりとなっています)
追加するブロックが属する親ブロックを表示
ブロックを入れ子構造で作成する場合、以下のように「+ブロックを追加」が多重表示され、どこに追加すべきか迷うことがあります。
MovableType.net DashBoardUtilityを利用すると、この「+ブロックを追加」に、そのボタンが属するブロックの名称を表示することができるようになります。
特に記事編集時などは、先ほどの強調表示(アウトラインとバルーン)と併用することで、現在どのブロックを編集しているかが一目瞭然となります。
お気づきの点やご要望などお聞かせください
約3年ぶりとなるアップデートで、上記を提供する拡張機能となりました。
今回追加となった「編集中のブロックを強調表示」と「追加するブロックが属する親ブロックを表示」は、およそ2年半前に着手していたのですが、私のスキル不足から完成に至っていませんでした(汗)
今回、なんとか実装できて良かったです!
また、この間の小さなアップデート(v7.1)では、MovableType.net側で実装された以下の機能について、提供を止めております。
- 各ウェブサイト/フォームのパネルが開閉式になり、高さが極端に狭められる
- 新しくウェブサイトを作るためのリンクが最上部へ移動する
- 新しく作成したウェブサイトが最上部に追加される
- ウェブサイトの順序を任意に変えられる
- パネルの開閉、ウェブサイトの順序をCookieに保存できる(1年/変更の都度延長)
今回、拡張機能に実装されたものも、今後は提供停止となるものが出るかと思いますが、順次アップデートを行う予定でおりますので、お気づきの点などがございました際は、弊社お問い合わせフォームよりご連絡願います。
「こんな機能あったらいいな」などのお声もいただけると嬉しいです。
また、今回の機能実装にあたっては、ChatGPTを利用して作成している部分が多々あります。
私自身がJavaScriptを得意としているわけではないためこのような形になっておりますが、その部分でもお気づきの点などがございました際はご連絡ください。
MovableType.netをご利用中の皆さん、ぜひDashBoardUtilityもご利用ください!