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ウェブサイト制作会社の
ディレクター社長が
思ったままに書くブログ

日本企業のウェブサイトに求められる「Cookie利用同意確認とCookieポリシーの設置」

ども、どもども。
先日、クライアント企業さんから、自社のウェブサイトにもCookie利用確認のボタンを設置したほうが良いだろうか?と相談を受けました。

Cookie利用確認のボタンの例

ここ数年でよく見かけるようになったこのボタン、EU加盟国で施行されたGDPRや、改正個人情報保護法への対応として設置されているものですが、どのようなときに必要となるかなど、明確に説明できるほど理解できていませんでした。

そこであらためて、GDPRのこと、改正個人情報保護法のこと、ウェブサイトでこのボタン(Cookie利用同意確認ツール)が必要になるケースを勉強し直したので、このブログにも残しておこうと思います。
だいぶ長くなってしまいましたが、一通り理解できたのかなと思います。
間違いなどがあったら、優しく指摘してもらえると喜びます!

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日本企業のウェブサイトに求められる「Cookie利用同意確認とCookieポリシーの設置」

【MovableType.net新機能】月間50回まで使えるAIタイトル提案機能で、ブログのタイトル選びを効率化!

ども、どもども。
このブログでも使用しているMovableType.netに、新たな機能が追加されました!

最近話題のAI、ChatGPTを利用した新機能!
昨年夏のMidjourney以降、私もちょこちょことAIを触っていて、ChatGPTでもいろいろと試していました。
そんな話題の新機能なので、さっそく試してみましょう!

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【MovableType.net新機能】月間50回まで使えるAIタイトル提案機能で、ブログのタイトル選びを効率化!

Macのローカルサーバー構築手順【SSL/バーチャルホスト編】

ども、どもども。
前回前々回と、MAMPを利用したローカル環境の構築と、利用するPHPバージョンの変更を実施してきました。

続けてこの記事では、ローカル環境へのhttpsアクセスの設定と、SSL証明書の導入、そしてバーチャルホストを利用した複数環境の作成を進めていきたいと思います。

ローカル環境ではSSL証明書はなくとも良いかもしれませんが、ブラウザに警告(Chromeだと「保護されていない通信」)が表示され続けるのは落ち着かないので、SSL証明書を導入してみることにしました。
また、私のようにウェブサイト構築の仕事をしていると、ウェブサイト毎に開発環境が用意されていたほうが、なにかと便利だと思うので、今回はバーチャルホストの設定までやってみることにしました。

参考になるウェブサイトや記事はたくさんありますが、ここも自身の備忘録として、まとめておこうと思います。

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Macのローカルサーバー構築手順【SSL/バーチャルホスト編】

Macのローカルサーバー構築手順【PHP追加編】

ども、どもども。
というわけで、前回の記事では、MAMPを利用したローカル環境構築と、そこからのメール送信部分までを進めました。

ただ、前回記事の最後にあったとおり、MAMPでは現在、パッケージに同梱されているバージョンのPHPしか利用できないようで、それ以外のバージョンを利用したい場合は、自分でインストールするしか無いようでした。
いろいろ検索するも、同梱されているバージョンの切り替えは見つかるのですが、そもそも同梱されていない場合の手段が見つかりません。

そんな中、私と同じように困っていた方の記事を発見し、そこから Adding Versions of PHP to MAMP on a Mac( 訳:MacのMAMPにPHPのバージョンを追加する ) という情報を見つけました。

これなら行けるかも!と試した結果、ダウンロードしたパッケージに同梱されていなかったPHP 8.0.28 の導入に成功したので、今回はその流れを備忘録として残しておこうと思います。

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Macのローカルサーバー構築手順【PHP追加編】

Macのローカルサーバー構築手順【MAMP導入編】

ども、どもども。
普段、ウェブサイト制作会社でディレクターとして仕事をしている私ですが、自社で開発・販売しているSKELETON CART(ショッピングカートシステム)やMovable Type用プラグインで、リリース前の動作確認をすることも、私の仕事になっています。

新機能などの動作確認であればよいのですが、PHPのバージョンアップなど、サーバー環境に変化があった際の動作確認は、それと同じ環境を用意することが私には難しい場合も多く…。
そのようなときは開発担当に動作確認をお願いしていたのですが、業務の都合などでなかなかスムースに進められないことも多く、負担になっていないか、気になっていました。

そこで今回、数年ぶりにローカル環境を整えてみようと思い立ち、以下の条件を満たせる環境を構築してみました。

最終的に目標は達成できたのですが、いろいろな作業をして初めて知ることも多かったので、いつものように「未来の自分への備忘録」として、ブログ記事にしておこうと思います。

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Macのローカルサーバー構築手順【MAMP導入編】

macOS版Chromeブラウザの言語設定は「システム環境設定」で変更できる

ども、どもども。
先日書いた Gmailにメールが届かないときは、SPFレコードをDNSに登録しよう という記事を、その道のプロの方が読んでくれて、「とても読みやすい」と言ってくれたことが嬉しい、そんなワタシです。

さてさて、このブログでも利用している Saas型CMS「MovableType.net」、その関連サービスに MovableType.netフォーム がありますが、このフォームは多言語対応が可能になっていて、日本語の他に英語と中国語(繁體中文/台湾)に対応しています。

言語設定を「英語」にしたフォームのサンプル

先日、クライアントさんから「英語版のフォームを用意したい」と依頼があったのですが、作ってみるとエラーがあった際のメッセージが日本語で表示されてしまうことに気が付きました。

英語設定なのにエラー部分に日本語が…

ちゃんと英語設定になっているのかな?と不安になり、シックス・アパート社の早瀬さんに確認すると、以下のマニュアルを教えてくれました。

MovableType.net フォームに入力時、「必須」にした項目が未記入、または未選択の場合に表示されるエラーメッセージは、フォーム作成時に設定した使用言語とは関係なく、ブラウザに設定された言語で表されます。
https://movabletype.net/support/form/alart-setting-lang-japanese.html

私はMacでChromeを使用しているので、それならとMac版Chromeの言語設定変更を検索してみたのですが、見つかった情報はどれも上手くいきません。
そんな中、以下のようなヘルプを見つけました。

Mac または Linux の場合:  Chrome は、パソコンで使用しているデフォルトのシステムの言語で自動的に表示されます。
https://support.google.com/chrome/answer/173424

もしかしてMac本体の言語設定を変更するのか?…これはなかなかハードルが高い…と思っていると、タイミングよく鷹野さんのツイートを目にしました。

これを試してみたところ、MovableType.netフォームの英語設定と中国語設定もちゃんと確認できたので、今日はその方法を残しておこうと思います。

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macOS版Chromeブラウザの言語設定は「システム環境設定」で変更できる

Gmailにメールが届かないときは、SPFレコードをDNSに登録しよう

ども、どもども。
札幌のウェブサイト制作会社 ジャクスタポジション 西山です。
先日リニューアルしたウェブサイト、さり気なく宣伝してみました。

さて、2022年の3月〜4月頃から、以下のようなご相談をいただくことが増えました。
Googleなどで検索してみても、多くの方が同じような状況になっており、対応策もいろいろと案内されています。

  • 独自ドメインを使用したメールアドレスから、Gmail宛にメールが送れなくなった
  • Gmail宛に届いたメールに「ご注意ください」や「問題がある」と警告が表示されている
  • メールフォームやショッピングカートなどのプログラムから、Gmail宛にメールが送れなくなった

先日も同じようなご相談があったので、私が実施した対応を、自身の備忘録としてまとめておこうと思います。

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Gmailにメールが届かないときは、SPFレコードをDNSに登録しよう

弊社ウェブサイトをリニューアルしました!

ども、どもども
今日は12月30日(金)、2022年も残すところあと2日となりました。

そんな年末ではありますが、つい先日の2022年12月28日(水)に、弊社ウェブサイトをリニューアルしました!
このリニューアルにあわせコンテンツを一新、ドメインも新たに取得した juxtaposition.co.jp でスタートしています。

これまでのウェブサイトは2008年6月に公開されたもので、当時はまだ法人化前だったこともあり、すべてを私1人で担当していましたが、今回は弊社メンバーに協力してもらうことで、それぞれの良いところを引き出せた、とても良い感じのウェブサイトになったと思っています。
14年半前には実施していなかった「念願のレスポンシブ対応」も行い、やっとウェブサイト制作会社らしいウェブサイトになったとも思います(苦笑)
本格的な構想開始から9ヶ月、構築着手からは4ヶ月半ほどで公開することができましたが、年末にかけ忙しいスケジュールの中、細かい要望に最後まで応えてくれたメンバーにはとても感謝しています。

なお、現在もまだ旧ウェブサイト www.lat43n.com の閲覧が可能ですが、年明け数週間後にはクローズする予定となっています。

今回のリニューアルでは、私たちがこれまでに行ってきたウェブサイト制作業務で培ってきたものはもちろん、新しいアイディアや挑戦もふんだんに取り入れています。
その結果が出るには、まだ少し時間が必要と思いますが、今日はそのリニューアルにあたって考えていたことをいくつかご紹介しようと思います。

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弊社ウェブサイトをリニューアルしました!

Movable Type ブロックエディタの「カスタムブロック設計パターン」

この記事は 「Movable Type Advent Calendar 2022」10日目の記事です。

ども、どもども。
先日の記事でも触れましたが、MTDDC Meetup TOKYO 2021「カスタムブロック作成手順のベタープラクティス」というセッションで、複雑なHTML構造のウェブページを、Movable Typeのブロックエディタで作る方法を紹介していました。

その後もカスタムブロックをどう使っていこうかと試行する中で、カスタムスクリプトを利用したカスタムブロックにも、ウェブサイトの運営状況(操作スキルや利用シーン)によって大きく2パターンあるなと考えるようになったので、今日はその2通りのカスタムブロック設計パターンについて、ブログ記事にしてみようと思います。

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Movable Type ブロックエディタの「カスタムブロック設計パターン」

MovableType.netで使用する独自ドメインでメールも利用する

この記事は 「Movable Type Advent Calendar 2022」8日目の記事です。

ども、どもども。
今年10月、シックス・アパート社さんとの共催で、以下のセミナーを開催しました。

参考)スライド資料

このセミナーでは、MovableType.netを利用して弊社がどのようにウェブサイトを構築しているか、その事例を踏まえご紹介させていただきましたが、そのセミナーの中で「MovableType.netを利用する際、同じドメインでメールを運用したい場合は、どのように対応しているか」と質問を受けました。

MovableType.netでは、利用する独自ドメインのCNAME、またはAレコードにIPアドレスを設定することで、独自ドメインによるウェブサイトの運営が可能になっています。
ただ、提供されるのはウェブサイト機能のみで、メール機能はありません。

独自ドメイン(公開設定/追加ドメイン)
https://movabletype.net/support/setting/domain.html

弊社では、ウェブサイトはMovableType.netで、メールは別のサーバーで運用するように独自ドメインを設定していますが、その点についてはMovableType.netのマニュアル等には記載されていません。
上記ページでも、独自ドメインをどのように設定すると良いのか、その具体的な方法については紹介されていないので、ここがわからず不安になっているケースもあるのかと感じました。

そこで今回は、独自ドメイン側でどのように設定すると、MovableType.netで利用するドメインで、ウェブサイトとメールを利用できるのかを中心にご紹介したいと思います。

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MovableType.netで使用する独自ドメインでメールも利用する

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