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WherebyとZoomを比較検討してみた

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ども、どもども。

ここ最近は新型コロナウィルス COVID-19 の影響で、リモートワーク(telework / work from home)を推奨する流れが一般的になってきていますね。
弊社でも数年前からSkypeやAppear.in(現:Whereby)、Googleハングアウトを使用したオンラインミーティングを取り入れていましたが、メンバーの1人が日常的に在宅勤務だったこともあり、昨年10月からは他のメンバーも在宅勤務できるように社内制度を整えつついました。
そんな中で今回の流れとなり、弊社クライアントさんとオンラインミーティングを実施することも今後増えそうなので、このタイミングで使用するツールもちゃんと検討したいなと思っていました。

弊社ではWherebyを使用することが多かったのですが、ここ最近はZoom 一択!という声も多く聞くようになり、この機会に比較検討してみることに。

参考: 無料Web会議システム4社を比較【Zoom・Whereby・Skype・Googleハングアウト】 - Hashikake [ハシカケ]

結論から書くと、弊社ではこれからもWherebyを使っていこうと思いました。

WherebyとZoomの主な比較ポイント

ワタシが主に比較したのは以下の点。

  • 参加者の負担(アカウント作成など)
  • 参加人数など無料版での制限

参加者の負担

Wherebyは参加者側がアカウントを作成する必要がなく、PCであればブラウザ上で利用できるのでアプリのインストールなども不要です。(iPhoneなどではアプリが必要)
なので、アカウントを持っている主催者がそのURL(何回でも利用できる)を参加者に知らせるだけでミーティングを開始できます。

Zoomもアカウント登録は不要ですが、専用のアプリ(無料)をインストールする必要があるようです。
社内での利用であればなんら問題ないのですが、例えばクライアントさんとミーティングをしようと思った際、これがハードルになることってあるな、と。
実際、先日オンラインミーティングを行ったクライアントさんは、社内規定でアプリをインストールすることができなく、その点でもWherebyは使いやすいとの声がありました。

通信環境の安定などを考えるとブラウザベースよりもアプリのほうが良い点があると思うのですが、参加する際の敷居の低さは大切な要素だなと思いました。

参加人数や無料版での制限

無料版の場合、Wherebyでは最大参加者数は4名(4デバイス)までとなっていますが、Zoomでは100人まで可能。
この点はすごいなと思いましたが、無料版で使用する場合、Zoomのグループミーティング(複数参加者)の場合、最大40分と時間制限がつくようです。

弊社の場合、メンバーが5名なので4名では足りない部分もありますが、全員が集まるオンラインミーティングは今のところ予定していなかったのでなんとか足りそう。
クライアントさんとのミーティングの場合は、ほぼ1on1なのでWhereby/Zoomのどちらでも問題ないことになります。

そこで有料プランの比較になります。
Zoomでは月額2,000円ほどでグループミーティングが24時間まで拡大され、Wherebyでは月額1,000円ほどで12名まで参加枠が広がります。(いずれのサービスもその他にも特典があります)
Zoomがもともとオンラインセミナーなどを主目的としていることがありますが、弊社のようにオンラインミーティングを主体に考えた場合、100人で24時間利用できることよりも時間制限なく12名が参加できるようになることのほうが、その利用目的にはあっているのかなという感じがしました。

その他の違い

ちょうどこの記事を書こうと思ったところで出会った記事がこちら。

zoomのコツ|HARADA Yasunori|note

この記事を読んで「zoomの使い方はzoomでは教えられない」ことを知りました。
これは意外なところでしたが、たしかに大切。
Wherebyでは全画面、アプリケーションウィンドウ、ブラウザのタブから共有するものを選べますが、その際にWherebyそのものも選択できるので、使い方を教えるときも苦労しません(だいたいは口頭で終わってしまいますが)

ちなみにこの記事はそれ以外にも参考になるところがあるので、お時間ありましたらぜひご一読を。

まとめ

というわけで、弊社でのツールとしてはまだしばらくWherebyで良いなとなりました。
まだ無料版で問題ない程度ですが、今後、有料版を使用する場合もしばらくはWherebyかなと思います。

ただ、Zoomのアプリは今からインストールしておくと良いかもしれませんね。
今後はどんどんとオンラインの場が増えていくと思うので、自分が主催者にならないまでも、参加者として利用する機会は増えそうだなと思ったのでした。

あと、同じくこのタイミングで比較していたGoogleハングアウト、これも参加者側はアカウントが不要になっていたのでなかなか良さそうと思い直したりしています。(以前はGoogleアカウントが必須だった記憶)

以上です。
なにかの参考になれば幸いです。

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にしやま やすふみ

札幌のウェブサイト・ホームページ制作会社 ジャクスタポジションで、代表とディレクターやってます。Movable Typeとラーメン、ザンギ、酒が好き。
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