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DIYで書斎改造、木材加工と塗装はナシの方向で!

ども、どもども。
4ヶ月ぶりです、こんにちは。

この1年、久しぶりに自宅書斎からリモートワークで仕事をするようになったのですが、3畳半しかない書斎はモノで溢れて仕事をする環境としては褒められた状況ではありませんでした。
そこでGWの連休を使って断捨離と書斎改造をやろうと思い立ち、狭い上に収納がない書斎に壁面収納を自作することに。
構想から完成までおよそ1ヶ月、初めてのDIY備忘録をまとめようと思います。

Do It Yourself…とはいえ、道具もないし塗料を使えるような場所もないので、材料のカットなどはホームセンターで、また材料はすべて塗装済みのものを用意することを条件にスタートしました。

材料の一覧とだいたいの費用

近所のホームセンターや100円ショップで揃えた材料はこんな感じ。

塗装済み2x4木材(2本/カット込み) 4,186円
塗装済み有孔ボード(1枚/カット込み) 3,443円
石膏ボード用有効ボード留め具・フックほか 2,595円
チャンネルサポート(120mm/2本) 2,376円
ラブリコアジャスター(2セット) 2,194円
棚受け(2本) 1,182円
棚板(1枚) 811円
カードホルダー(2種) 1,754円
その他、有孔ボード用フックやネジなど 3,000円(くらい)

以上で、だいたい20,000円(税込)くらいになりました。

Table of Contents

有孔ボードを使用した壁面収納

25mm間隔で5mmの穴が空いた有孔ボード(塗装済み)を購入。
有孔ボードはその穴にさまざまなフックを取り付けることで収納として利用できて便利です。
「有孔ボード DIY」などと検索すると、いろんなアイディアが出てきますよ。

事前に設置位置のサイズを測っておいて、900mm × 1800mmの有孔ボードを購入したホームセンターでカットしてもらいました。
ちなみに今回、900mm × 600mmを2枚、900mm × 450mmを1枚、900mm × 150mmを1枚という感じで3箇所カットしてもらって165円でした。

この有孔ボードを壁に取り付けるわけですが、一般的な住宅やアパートだと「石膏ボード」というのが壁材に使用されていて、ネジなどで直接取り付けることができません。
そこで石膏ボード用有孔ボード留め具を使用します。

これを虫ピンで壁に取り付け、そこに有孔ボードをネジで止める感じですね。
虫ピンだと壁に空く穴も小さくて済むので、外すことになったときでもダメージが少ないです。

この留め具を壁に設置するのが難しいというのもインターネット上では見ていましたが、以下のような手順でやると簡単に設置できました。

  1. 設置場所に有孔ボードをあてがって、留め具を取り付ける位置に目印をつける
  2. 目印のところに留め具を虫ピンで仮固定する
  3. 有孔ボードを取り付ける

有孔ボードはなにか台のようなものを使って壁にあてがうのもいいでしょうし、養生テープのような粘着力の少ないもので固定するのもありかもです。
ワタシはだいたいの位置を決め、上記の手順で左上の留め具を先に設置し、有効ボードを仮止めしたうえで残りの3箇所の位置を決めていく感じで進めました。

まずはネジを付ける場所に目印をつけます。

目印のところに虫ピンを刺して、

留め具のネジ穴を通しておいて、

あとはゆっくりと4箇所を虫ピンで留めていきます。

虫ピンは金づちなどを使って打ち込むのではなく、コインなどを使って「グッと押し込む」ようにすると上手く刺さります。金づちで打ち込むと虫ピンが曲がってしまうこともあるので要注意。

同じ方法で4箇所に留め具をつけて、有効ボードをネジで留めていきます。
このとき、1本ずつ完全に固定するのではなく、まず仮止めしてからそれぞれ微調整しつつ固定していくと良い感じに留められます。

こんな感じで3箇所に有孔ボードの壁面収納を作りました。

主に洋服などをかける壁と…

デスク横に仕事用の機材やコード類を設置する場所を作りました。

ここにホームセンターと100均で購入したフックを取り付けて、こんな感じ。
ベースの横は普段使うトートバッグやベースを弾く際に使うイヤホンやミニアンプなどを。

とても手軽に壁面収納ができました(嬉)

2x4材とチャンネルサポートを使用した棚収納

使用しているデスクにも棚や収納が欲しかったので、モニタ上のスペースを活用することにしました。
モニタを挟むように2x4材を設置、そこにチャンネルサポートを使って棚を付けることに。

2x4材も塗装済みのものを購入。
チャンネルサポートというのは、棚を取り付ける位置をいつでも変えられる便利なパーツで、よくお店の商品棚とかでも使われてるやつですね。

この2x4材は壁に固定するのではなく、ラブリコを使って固定することにしました。
突っ張り棒のようにバネがついていて、しっかりと固定できます。

これを2x4材にかぶせて使用するので、2x4材はホームセンターで天井までの高さよりも9.5cm短くカットしてもらいました。
ラブリコのバネ&ネジ部分を含めて天井高と同じサイズにするってことですね。

チャンネルサポートを取り付けた2x4材を壁に設置。

チャンネルサポートを2x4の中心より少し内側にしているのは、このあと設置する有孔ボードのサイズに合わせたためです。
有孔ボードを2x4材に直接ネジ止めしても良かったのですが、今回はフックで取り付けるようにしてみます。

棚板と有効ボードを取り付け、有効ボードにはカードホルダー(大/小)を設置。
有孔ボード用のフックを通常とは逆向きに使って、チャンネルサポートの穴にフックをかけ、有効ボードを引っ掛ける感じで取り付けました。

カードホルダーをモニタの上にちょっと見えるくらいの高さに取り付けて、デスク上に散らばりがちな書類をここに収納することに。

これで最初に購入した有効ボード(900mm × 1800mm)をすべて使い切りました。
不要なゴミも出なくて良い感じ。

居心地の良い書斎が完成

モニタなどを定位置に戻すと、こんな感じになりました。

左奥にある棚は最初からあったもので、これに色を合わせる感じですべて揃えました。
デスクの上もスッキリして、すごく良い感じ。

今回のDIY(と言って良いのかアレですが)は、ノコギリも金づちも塗料も使うことなく終えることができました。
使った道具といえば、サイズを図ったときのメジャーとドライバーくらい。
ゴミが出ることもなく、とても手軽にできました。

材料費が2万円弱という感じですが、もし塗装ができる場所があるならこれよりも数千円は安くなったのかな。
ただワタシ的にはこの金額でこれだけの収納が作れたし、なにより全部自分で創ることができたので大満足だし、めちゃくちゃ楽しかったです。

まだしばらくは自宅書斎のオフィスで仕事をすることになりそうですが、とても良い環境ができたなと思います。

にしやま やすふみ

札幌のウェブサイト・ホームページ制作会社 ジャクスタポジションで、代表とディレクターやってます。Movable Typeとラーメン、ザンギ、酒が好き。
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