2017年10月10日 09:38
category: レポート
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文字数:4727
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MTDDC 2017に参加してきました!

こんにちは、どもども。
5月以来、久しぶりの更新となってしまいました本ブログ。
その間にも、7月のCSSNie LP52「ウェブサイト制作、手を動かす前に考えておくこと」に参加してきたり、CMSMix Sapporo Vol.2:Movable Typeの回を開催したり、弊社決算があったりといろいろあったのですが、なかなかブログ記事を書けずにいました(汗)

今回は、10月6日に開催されたMTDDC 2017と、10月7日に開催されたMovable Type 7 Developer Previewハンズオンに参加してきたレポートを。

そう、ブログを書くまでがMTDDC

MTDDC 2017

MTDDCとしては4年ぶり7回目の開催となる今回、東京大手町の大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3F「Global Business Hub Tokyo」がその会場となりました。
来年春のリリースが予定されているMovable Type 7の初お披露目となる本イベントは各種メディア取材も入っており200名の会場は開催告知後すぐに満員御礼、キャンセル待ちもかなり出たという大きなイベントになりました。
やはり4年ぶりのメジャーバージョンアップという話題性と、「これまでのMTとはその考え方が大きく変わるらしい」という事前情報が注目される理由となったようです。
弊社からもメンバー全員で参加してきました。

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わくわくどきどきのMTDDC 2017、最初はシックス・アパート株式会社 取締役CTO 平田大治さんのキーノートからスタートです。

シックス・アパート社とMovable Typeのこれまでの歩み、そしてMT7の概要が紹介され、ここで初めてMT7「Content Type」という概念・仕組みについて紹介がありました。
機能・仕様としてはMovable Type以外のさまざまなCMSですでに取り入れられているものに近いものですが、その誕生以来「ブログツール」としての性格を強く印象づけていたそれからの脱却とも言うべき内容に、おそらくそうだろうと思っていた自分も食い入るように聴き込んでいました。

そしてここで2018年4月の正式版リリースと、Movable Type Developer Preview版の公開がアナウンスされました。
「うおっ...参加者よりも自宅待機のほうが早く触れるのか...」とも思いましたが(笑)、来たよ来たよー!という興奮のほうが勝っていた感じです。

そして2つ目のセッションは、Movable Type プロダクトマネージャー・リードエンジニアである高山裕司さんの「詳説Movable Type7」

高山さんからは「Entity」「Content」「Site」という、Content Typeを考える上でその中心となる構成要素の話や、これまでとの情報構造の変化、カスタムフィールドなど従来のMTとの違いについて詳細な説明がありました。
その他にも、管理画面の刷新、MTはブログやめました、MT7リリースまでのロードマップ、ワークフローの実装、ターゲットレイヤーの変化とMovableType.netとの関係などなど、興味深い話が続きました。
高山さんは「管理画面などあまり変わっていません」とけっこう強調されていたように思いましたが、確かにそこはあまり変わっていないものの、これまでのMTとはさまざまな違いがあるとはっきり分かる内容だったので、MT7への期待がぐんぐんと上昇してきた瞬間でした。

3つめのセッションは、デザイン戦略担当顧問としてプロダクトに参加されている長谷川恭久さんの「エンジニアと協働するためのデザイン的アプローチ」

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ここまでのセッションとはちょっと方向性が違いましたが、エンジニアではないワタシにとっては(そしてたぶん一緒に参加していたうちのエンジニア以外のメンバーには)、その内容がぐいぐい刺さる内容だったのではないかと思います。

プロダクトを産む際(あるいはウェブサイト構築でも同じ)のデザイナーとしての関わり方や、エンジニアへ歩み寄るための考え方など、非常に共感できる内容となっており、ほんとに聞けて良かったし、聞かせられて良かったです。
当日のスライドは公開されていないようですが、もし今後公開されるようであれば、こちらのブログにも掲載したいと思います。

追記:スライド公開されてました!

懇親会の席でも具体的な話をさせていただき、うちのメンバーも紹介できたのでほんとに良かった。
恭久さんとは一度じっくりとお話したかったのでとても良かったです。

そして最後のセッションは、ワタシも大好きMovableType.net!
プロダクトマネージャーである早瀬さんから「あえて言わせて欲しい!MTで作ろうと思っているサイトの7割はMovableType.netで作れるようになる」でした。

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(MT.netリリース直後に弊社が構築したサイト、今回もご紹介いただきました)

ここまでのセッションで新たなMT7について多く触れられていましたが、それらの新機能も含め、今後はMovableType.netで先行実装が予定されていると紹介いただきました。
管理画面などもMT7に寄っていくという話でしたが、注目は「ワークフロー機能」の実装でしょうね。
その操作性と価格帯にしてこの機能、しかもData APIも実装が予定されていると聞き、ますますMovableType.netが楽しみになってきました!
こちらのスライドも公開はされていないようですが、とにかくリリースのスピードが早いMovableType.netなので、ウェブサイトをチェックしていただくとすぐに情報が拾えると思います。

追記:こちらも公開されてました!

MTDDC 2017 懇親会

本編終了後には同会場で懇親会が開催されました。
シックス・アパート社の方々や各地のMTコミュニティの方、Movable Typeのユーザーの方々とたくさんお話ができて非常に楽しかったです。
弊社プラグインをいつも使ってくれている方にもご挨拶ができたり、これから地方コミュニティを立ち上げていこうとする方や、久しぶりにお会いする方々と楽しく過ごすことができました。

懇親会ではLT大会も開催され、ワタシもプレゼンの機会をいただきました。

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(写真はシックス・アパート社の中山みことさんに撮っていただいたものです)

本当はこのイベントまでにリリースを終わらせたかったSKELETON CART version2のプレゼン。
残念ながら間に合いませんでしたが、Movable TypeでECが運用できるショッピングカートとしてご紹介させていただきました。

こちらのSKELETON CART version2は2017年10月中のリリースとなりますので、もうしばらくお待ちください!

このLT大会、非常に面白かったです。
中でも、藤本壱さんの再構築LEDの話と、高橋さんのMTでゲーム「グラディウス」を作った話、そしてbit part 奥脇さんの「MTAppjQueryをMT7に対応させる話/MovableType.net版MTAppjQueryリリース予定の話」が聞けて良かったです。

懇親会の後は、シックス・アパートさんと各地コミュニティでイベントの打ち上げがあり、そちらにも参加してきました。
こちらも50名以上の参加で大変盛り上がり、いろいろな方とお話できて最高でした。
これがあるからイベントはやめられないですね(笑)

Movable Type 7 Developer Previewハンズオン

その翌日に開催されたシックス・アパートさん主催のハンズオンにも参加してきました。
デベロッパープレビュー版をダウンロードすれば同じものを触れるのですが、一度はちゃんとContent Typeの使い方を聞いておきたいと思っての参加です。

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インストール済みの環境を借りて、実際にContent Typeを使用してみるハンズオンでは、その使い方はもちろん、手を動かしながら実案件ではどのように使っていけば良いかを考えながら進めることができました。

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これまでに構築したサイトを思い浮かべ、「このカタチならContent Typeでこうできるな」とか「こんな時はこうすれば良いのか」と具体的にイメージすることができて、なんなら今すぐにでもMT7でサイト設計・構築をやってみたいと思わせてくれました。

企画してくれたシックス・アパート社の皆さん、ありがとうございました!

ハンズオン終了後は、一緒に参加していたbit partの方々とエムロジックへ訪問。
そのまま食事までご一緒させていただき、これまた楽しく過ごさせてもらいました!

Movable Type 7のファーストインプレッション

今回のイベント目玉であるMT7
初めてそれに触ってみて、その第一印象は素直に「期待大」といった感じです。

もちろん、MT大好きなワタシですから贔屓目なところはあると思いますが、MTの特長である「MTML」「静的パブリッシング」「強力なアーカイブマッピング」などと、新しいContent Typeの組み合わせは、その可能性をまた1つ上の段階に上げてくれることは間違いないと感じました。
「MT、ブログやめるってよ」については若干寂しいところはあるものの、もちろんそれができなくなるわけではないですし、今後の可能性に期待せずにはいられません。

ただ、Content Typeを使用したウェブサイト設計については、これまでMovable Typeの「ウェブサイトとブログ」をメインにウェブサイトを設計してきたワタシにとっては、考え方を大きく変えなければならないものでしょうし、こればっかりは体で覚えていくしかないのかなと思います。その意味でハンズオンに参加できたのはほんとに良かったです。

今回触れたMT7はデベロッパープレビュー版ということで、各所がまだ英語表記のままになっていることもあり、実際にサイト運営者(弊社クライアント)さんが触れるころにはそのあたりもわかりやすく変わってくれることに期待しています。
あと、「ブログ」という表記がなくなることについても、それがContent Typeに置き換わっていくことで機能面での差異がないことは納得できましたが、サイト運営者さんにとってハードルが上がらないような見た目(それにはやはり「ブログ」と表記するとか)や、場合によってはData APIを使用した「ブログ記事を書くことの敷居が上がらないような工夫」が必要かもな、と感じたところもあります。
それこそ、リリースされるまでにまた変わっていくところかとは思うのですが、デベロッパーだけではなく、サイト運営者さんにとってもより親しみやすいものになっていってくれることを期待しています。

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ともかく、なにをおいてもまずは「Movable Type 7、こりゃ期待せずにはいられないね!」というのが今回のイベントを通した感想です。
このブログを御覧の皆さんも、今後のMovable Typeにご期待くださいね!